ミッション

厚労省の統計によると,日本人の平均寿命に対して健康寿命は10歳の乖離が見られます.日本は世界に先んじて超高齢社会を迎えているものの,先進各国でも同じ傾向が見られます.今,医療技術・科学技術は人々の豊かな人生の礎となり,健やかな生活を導く道標となるべく,発展が求められています.

土方グループでは,”生物に学び,工学で導く”の視点から,メカを生体と融合させる(人工心臓,人工皮膚など),または生体を使ってメカを創る(骨格筋アクチュエータ,体内発電など)といった研究テーマに取り組んでいます.



最終目標は”100歳まで健康に不安なく元気に生活できる社会”,”万一の疾病の際も健常者のように生活できる究極の医療福祉技術”の実現.



このミッションを達成すべく,東工大機械系ならではの工学技術を背景に,東京医科歯科大学心臓血管外科,東京医科歯科大学生体材料工学研究所,東北大学歯学部,旭川医科大学先進医療センター,産業技術総合研究所,東北大学心臓血管外科などの先生方との医工連携を推進しています.

また,これまでに培った技術を移動ロボットへのワイヤレス給電やアクチュエータ開発など,産業界にも応用し,様々な企業との共同研究を通した産学連携も推進しています.



主なプロジェクト

人工皮膚
(準備中)

筋肉発電
(準備中) 

磁力推力ハイブリッド
浮上型人工心臓(準備中)

vWFせん断負荷装置
(準備中)